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豆知識_ひな人形_4
雛人形のしまい方
湿気は大敵です!
人形には湿気が一番の大敵。湿度が高すぎると顔や衣裳にカビがつき、顔に黒いシミがついたり、衣裳が変色してしまいます。
乾燥しすぎも禁物です。
逆に乾燥しすぎるとお顔にヒビが入ったりして、大切な人形が台無しになりかねません。とくに飾っているときに直射日光が当ると変色の大きな原因となるので、これは絶対に避けて下さい。エアコンの暖房も大敵です。直接風が当らない場所にお飾りください。
埃やゴミをよくはらいましょう。
埃やゴミがお人形の顔や衣裳につくと、顔がくもったり、衣裳が褪色したりします。お人形をしまうときには、羽根バタキや穂先をバラバラにした小筆で十分に埃やゴミを落しましょう。
頭を汚したり傷つけないように。
柔らかい布や紙で頭を軽く包んで、汚れたり傷にならないようにします。このときお人形の顔に手や指が触れると脂がうつり、しみや汚れの原因になるのでとくにご注意ください。胴体のほうも柔かい紙でおおってチリのかからないようにします。
型くずれしないように。
湿気の少ない、押し入れの上段などの高い場所などに雛人形や道具を保管してください。
ポリ袋に一体づつ。
箱に納めるときには、人形を一体づつポリ袋に入れて密封し、新聞紙などですき間をうめて、中の人形が箱の中で動いたりぶつかり合わないようにします。